からだの声翻訳家®笛野はすな

幼いころからずっと音が気になっています、
時計の音も気になって眠れないです。
どうしてこんなに音に敏感なのでしょうか。

クライアントさんに許可とっています。

見ていくと、昔の東南アジアかアフリカあたりの浅黒い
王女がいます。

頭とでデコルテの金飾りがすごくゴージャスです。

そして座っている頭の上には口を開いている獣の首の剥製が
飾ってあります。

大きな椅子から立ち上がる女王は動くとチャリンと宝飾が
当たって鳴ります。

この方は歩き回る人で、座っては立って、また座る。

そんな事をずっと繰り返しています。

その音が鳴るたびにお付きのものが飛んできます。

なんでもないと下がれと言われます。

しかし、用があるときに来ないとものすごく怒られます。

クライアントさんはそのお付きの人だったのです。

だから、チャリンという音に敏感です。

怒らせたら何せ凄い剣幕ですし、死刑だと言われます。

しかし、ある日、気づかないか、どうせ歩き回っているのだろうと
思う事がありました。

その時、女王はたまたま用がありました。

そしてその怒りはピークになり、死刑にされてしまいます。

その経験の記憶が残っています。

チャリンという音を聞き逃してはいけない。

耳を澄ませて音を拾います。

今でもこの記憶からクライアントさんは音に敏感です。

無意識で音に反応してしまう。

もう、そのお仕事は終わったのです。
　　　　いつもありがとうございます！