からだの声翻訳家®笛野はすな

額田王は男性だった？と言うと、ばっかじゃないの？と言われそうですが…

今日、何故か額田王は持統天皇と同一なのか？と議論が始まり。ま、違うという事になったのですが。

額田王をリーディングしてみました。
ちらっと見える顔が男性の姿でした。
そして、次の場面には女性の後ろ姿です。髪の毛が長く。打掛けのようなものも着ています。

しかし、もう一度見るとやはり男性で、野良仕事をしているような人に見えました。

女性として見えるのは後ろ姿だけ。これも何かおかしい。正面を見せてくれない。

もしかして女装していたのでは？大海人皇子の妻とされていました。後、中大兄皇子の妻になりました。
中大兄皇子は大海人皇子に額田王を差し出すように交渉するとき、自分の娘4人と交換すると言っています。

そうまでして額田王が欲しいのかと思わせていますけど、妻？を横取りする理由がわかりませんし、何故4人も差し出しますか？
ひとりで十分なはず。ま、もっとも、大海人皇子が4人下さいと自ら言ったのなら話は別ですが。

中大兄皇子の本心はとリーディングしました。
まず、ばってんの形を腕でされて登場。拒否られている私。髭が生えており、白いお着物でした。それでももう2度と会えないかもしれないこの瞬間に知らん顔は出来ません。

「質問したいだけです。そこまでして額田王が欲しかったのですか？」
「特にそんなつもりはない」

「じゃ、何故、嫁にしたのでしょうか」
「文才がある。それに大海人皇子の傍に置いとく人でもないだろう」

「どういう意味ですか」
「彼にとって大切な人だから、君以上に大切にするために、額田王を妻にすると伝えて、その証拠に私の娘を渡そうと言う話だ」

「何故その大切な人を奪うのでしょうか」
「権力があるからだよ」

「もしかして、大義名分でぱないですか？反逆されないようにとか？」
「そうかもしれん」

そうだとしたら、あの歌がわかります。人質にされていますが、離れていても想いは変わりませんという歌になりえます。
もっも、男性同士の恋愛が前提になりますげど。

「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
「紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも」

中大兄皇子もいた場所で、歌ったといわれています。
もし、大義名分の結婚なら、こんなやりとりもありえるでしょう。

しかし、しかし、大海人皇子と額田王の間に十市皇女という娘がいる。
ん・・・わからない。

あの男性に見えたのはいったい何だったんだろう？

謎が多くて解明できないわ。 　　　　いつもありがとうございます！