殺人未遂
無色男性30歳 一軒家に一人暮らし。
家族5人で暮らしていたのが、弟が自活始めてから、恐らく働かない長男を何とかさせなければとし
いたことでしょう。
他の家族は家を出て、生活費も父親が渡していたという。
彼はこのままじゃいけないと思いながらも「親の愛情」を実感出来なかったのかもしれない。
自分に対する過去の親の対処が悪かったから、そこに愛が無いから、自分を心配していてくれていたら、
今の自分にはなっていなかったという言い訳だけが頭の中にあるのでしょう。
周りも、そして親も、「崖から突き落とすように一人暮らしさせて、にっちもさっちもいかないように
させないと、自立出来ないんだよ」
と考えていた事でしょう。
世間はみんなそういう発想をしたくなる。
甘やかしているから、いつまで経っても働けないんだよとか。
出来ない精神力の人もいる。出来ない事を認められない、受け止められない結果がこれです。
甘やかしている
他人は本当に無責任だと思います。
こうなることを予想しないで、親である事を批判する。
親も、これじゃいけないと、厳しくしようとする。
そして彼は自暴自棄になる。
出来ないのに、やらせられて・・・結果働ける訳じゃない。
崖から突き落とされて行き場がなくなる時、身の破滅を彼は選んだ。
這い上がる努力するより、破滅を選ぶ。
他人は這い上がるしかないと勘違いするから、突き放せと言う。
無責任な考えなのに、それを期待する家族。
違う。突き落とされたら、這い上る方法と、もう一つは破滅の方法がある。
他人から無理矢理させられたら、それは怒りしかない。やってやるぞと思う人間ばかりではない。
俺なんかどうにでもなれって事だろうと受け取ったのだろう。
その破滅は自分だけじゃなくて、家族にまで影響する事を選ぶ、突き落とせれた怒りの矛先が
苦しさのもがきを家族もしてくれとしてしまうのだろうか。
被害者意識。ネガティブ意識です。
他人の想像は本当に無責任。這い上がるしかないと簡単に想わないで欲しい。
違う。それは本当に違う。
「見放された」と彼が思ったら、そう彼が受け取ったら、這い上がる上なんか見ない人もいる。


