一生を棒に振るのか
それはある人の話についてでした。離婚し妻への憎しみで包丁を手に取って殺そうと思った。
その時妻の後姿を見てふと、そう思ったそうな。
そして、怒りが消えたというのです。
怒りの頂点が殺したくなるとしたら、それを超える瞬間がある。
悔しいのを超えて、相手がどんな人間なのかということに焦点を置き、ムキになるなるほどの人じゃないと思った
ら執着から解放するという話でした。
とても共感しました。
自分の悔しさにとらわれて、執着すると、越えられないですが、突き抜けると、相手が目に入らなくなるのです。
その時、そんな人のために時間を費やす事なのだろうか?と思えてきます。
自分を大切にしてくれる人がいる。その人のために時間を使おう。
目を違うところに向けよう。この人から離れよう。
自分がどう扱われたかなんて事より、この人という人間性を見ることができたら、執着が消えて、解放してくれる。
結局、周りにいる人と自分は似ているのかもしれない。


