教えるという凶器

親が子供に与える影響はとてもとても大きいです。

子供の自殺のニュースでは思う事があります。
誰が虐めた、その戒めに自殺をしたといったニュースは何か違和感を感じてならないのです。

悪いのは誰?虐めた側とみんな口を揃えて言う。犯人?をつるし上げて、それで? 
加害者はどうすれば更生しますか?

虐めは多分大小、誰でも経験しています。

加害者となった人を、早く回りは止めるようにできなかったのだろうか?親や友人、先生達はどうしていたのだろうか?

見て見ぬふりは加害者と変わらない意識にならないと、防止にはならないように思います。

何故防止できなかったのか。

親は子供の味方だから、悪くないと思ってしまいますが、はたしてそうなのでしょうか。
勘違いしている親や、自殺に追い込んだ親もいると思います。

「親に何も言わない子供」

男の子だから言わないと言い切る。そういう子供にしたのは親です。
逆に相談するような子供は友達との関係性が無いからじゃないか?それこそ問題なのではないか?と言われたことがありました。
その発言に驚いだことを思い出します。
大人に相談して何が悪いのだろう?

経験値の無い子供同士でどんな解決策を出すのだろう? 
ゲームのリセットと同じ感覚で自殺をするという事を聞いたこともあります。
そんな感覚の子供を相談相手に選んだらどうなりますか?

子供の気持ちを理解しようとしない大人達の問題はどうなるのだろう?
それこそ、放任と言うのではないだろうか?
もっとも相談しなければ放任せざる得ないとなりますが。

幼いころ、子供は必ず、わーと泣いて、自分の思い通りにならない事への不満を訴えます。
子供の教育はその時の親の対処の蓄積です。

この時の対処で子供の性格がだんだん出来上がってきます。
大人はただ何気に困難を通り抜けていく事で、精いっぱいだから、お母さんは重大に感じていないと思いますけど。

その時の親のずるさ、親のしたたかさ、親の優しさ、親のアイデア、親の賢さなど、身に着けていくのです。

子供の相談は言葉数が少なく、こっち側が察しながら話を聞かないとなりません。
しかも嘘をいうので、何が事実なのかも、見抜きながら話をさせる必要があります。

出来る完成された親なんていません。とても難しいところです。
子供は何を考えているのかすらわからないというのが本音だと思います。

お互いにうまくいかないのだから、同じ目線になる大人になっていく事が必要になってきます。

わかった振りして何もわかっていない事もあるし、
逆に子供の為に教えているつもりになっていても、子供が求めている質問の教えになっていない事もあります。

この教えるという言葉こそ、勘違いの連続のような気がします。

いつも自分は正しい事を教えていると思う人がいる、これでいいのだろうか?と不安な人もいます。

その「教える」というのは、命令という強制になっています。これが怖い。
指導が命令となれば、言われたことだけをすればよくなり、考える知恵をつけていかなくなる。

違う事をすれば、叱られるので、考える事をやめていく。いいなりになれば、「いい子」として褒められるからです。

考えた答えを言えばに批判される経験をしたとしたら、尚の事です。
親の思い通りにならない事に叱られ、親の思い通りに動けという強制があるから考える事をやめる。

しかし、そんなことを自覚している人は多分余りいない。

未熟なんだから、成熟した大人が教えていく、指導していくと決めていく。

自分は正論だから、子供に命令して思い通りのヨイ子を作ろうとでもいうのだろうか。

そんな考えで子育てしていくと、必ず子供の「反逆」に遭う。

命令ができるのは精々小学生までです。中学生からは自ら考える事が加わります。
それでも無視して命令し続けていくと子供は「親の言いなりになる」か、「親に反抗するか」に分かれていきます。

この時の親が「自分は命令していた」という事に気づいていくと子供はかなり変わります。
今までのように、上から目線でなく、自分で考えてほしい。そして親にその考えを教えてほしいという姿勢になると変わってきます。
考えが思いつかないから子供なので、その時、子供から、どうしたらいいかな?と大人に相談していく環境にしてほしいです。

どうしていいのか、わからないから子供なのです。
わからないから教えてあげるというのではなくて、子供の方から、こうしたいけど、どうすればいいというのを一緒に考えていく環境にしてほしいと思います。

自分で〇〇できるようにするにはどうすればいいと思う?という質問に
考えようとしないで、即答で「わからない」という答えを言う子供だとしたら、親が先に答えを言って教えてきた結果です。

考える力をどうやってつけていくかを大人も考えてほしいです。

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