保険と休憩

逃げ道は必要なんだという言葉は誤解を招きやすい。

逃げの最後は自殺になるから。
逃げていいんだよと言う言葉を使ってほしくない。まして教育者が言うと真に受けてしまう。

私なら、競争に負けていく事を教えているような気してならない。ゆとりのせいにしているけど、違うと思います。

逃げていいのではなくて、「挑戦するための一時休憩」であって欲しいです。

あと大事なのは保険です。心の保険。

出来なかった時の保険です。挑戦したくない気持ちの原因は失敗への恐れです。
失敗してもいいという保険が欲しいのだと思います。

それが無ければ挑戦できないという気持ちもわかります。

逃げていいのではなくて、失敗を許さないのでもない。
むしろ悔しい思いをしてほしいくらいだ。

挑戦するという事は、失敗のリスクもある。でも、挑戦することからも逃げてどうする?

逃げ道を教えるのではなくて、「休憩場所」ならあるぞと教えてほしい。
それは親子の会話ではないだろうか。

息子が昔言っていたことがあります。
「保険が欲しいんだよ。ママの言う通りをやって失敗したこともある。だから、親の言う通りするのは嫌だ。でも、逃げて良い場所が欲しいんだよ」

子供は「どうしていいのかわからない」という事が多いものです。
そんな時、失敗を沢山した親や大人の話はとても参考になります。

自慢話ではなくて、失敗した話でも、親は逃げなかったという場面とか、やりつくした達成感とか、そんな経験を共感できるように会話は大事なように思います。

そんな会話を子供とできる環境を作ってほしいです。

統計で、親子の会話が多い家庭は不良になりづらいそうです。
リビングで勉強している子供は成績が良いようです。

リビングなら、雑音もですが、ちょこっと子供との会話もします。
親は子供に手を掛けないとダメですよ。

娘はリビングで勉強すると「ママと話が始まっちゃうから良くないからやらない、でも、ママとの会話は多いと自分でも思う」
と言っています。

何気ない会話から始まるのですが、私からもよく「これどう思う?」と娘に話しかけています。
すると議論になるので、長くなります。

議論て、言葉の勉強になります。
大人との会話の大切な時間は、数年間と限られています。

彼らが大人になるまでの時間、教え込む親になるのではなくて、「休憩場所」を家庭に作ってあげてほしいです。
手を掛けなきゃ子供は逃げ場所を求めてしまいます。逃避は挑戦からも逃げます。

そうでなくても、楽して逃げ出したいと常に思っているのが子供ですから。

それを「よしよし」なんて親も思っていませんよ。だって「東大に入る塾」「東大に入れた親」の本はバカ売れですからね。
逃げる子供が東大に受かるとは思えないです。

保険と休憩を作るのは家庭かな?と思います。

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