じゃ、どうやって指導するのか
まずやってはいけない事は「ひどい先生」と言わない事。
いや、いますよね。確かにひどい先生って。3人子育てているうちに各子供に1人づついました。
やたら叱る先生や依怙贔屓がひどい先生、そんなことを教ええていいのか?とびっくりするような先生まで。
人間ですから、思い通りの先生なんてなかなかいないです。ひどい先生でも、成績が悪くならない子がいます。そういう子は自分から勉強をしています。勉強は自分からやるものと気づいているのだと思います。
誰かから無理やり教わるより、興味を持って自ら調べるという事を学んでいく方が重要のように思います。
友達と仲良くできないという時、「その子と遊ばない」を言わない事。
子供は自分の都合のいいことしか言いません。それを鵜呑みにして、「悪いのは向こう」と決めつけな事だと思います。
そもそも、そのご家庭で親御さんが「謝る」をしていないと、その子は自然に「謝る」行為はしません。
他人が悪いとジャッジばかりして自分は悪くないという事を学んでいく事になります。無責任な人のすることです。
嘘をついてまで、悪くないと言い通すと思います。もちろん悪くないから「謝れない」という事もあるでしょう。
そうなら、「仲直りしなくていい」という選択をしていることになります。
仲間外れにされたという時、「相手をひどい子」と言わない事。
その事実をいかに乗り越えるという精神力が必要になります。今後加害者にならないように、市内とならないと思います。
私なら何もないのに、仲間外れは普通はしないはず、何か思い当たることはないの?と訊くと思います。もし、思い当たるのなら、これで「おあいこ」になります。
また、仲間外れはこんなに傷つくのだから、自分が嫌なことは他人にしないという事を教えるいいチャンスと思って、「気持ちを切り替えて、自分から話しかけてごらん」と言ってみてはいかがでしょうか。
傷つく事を避けるのではなくて、傷ついて乗り越えることで、免疫がだんだんできてきます。
初めての他人の意地悪に、上手に対処できるお子さんなんていません。
いないからこそ、経験して「小さな心が傷つく」のです。傷つく事を避ける方法より、それを乗り越えてポジティブな考え方ができる方法のほうが将来の糧になります。
加害者には、加害者の理由があるのかもしれないと少しだけ思ってみてはいかがでしょうか。もちろん理由があるから許されるわけではありません。しかし、相手を思いやる気持ちも育てないといけないようにも思います。
逃げるか、攻撃するかがすべてではありません。逃げ方や仕返しを、教えていく親御さんが多いですね。そう教わったお子さんが大人になってしまったら、自分の子供に同じことを教えていきます。
大切な時に相手の気持ちを考えることができるように子育てを考えてほしいと思います。


