福岡での講演
昨日は一日休みを取って調整していたのですが、元気に戻ってまいりました。
凄く楽しく過ごしてきました。
最高だったように思います。
生徒さんの講演だったのですが、彼女がうつ病から復活した講演でした。
彼女がスクールに入ったのはもう7年くらい前になりますかね?
考え方を変えていく事を沢山お話してきました。
そして仕事をしなさいと言っていました、私。
仕事できないから悩んでいるんじゃないと言われるかもしれませんが、
仕事ができないと決め込んでいるのは、自分なんです。
疲れて、だるくて、頭痛やら、吐き気やらで何もできないとお話します。
なぜそういう症状になるのか、それは考え方が間違っているからです。
疲れを感じるのは体ではなくて、実は脳だからです。
脳が疲れを感じるという事は、ものの考え方が疲れる考え方をしているからです。
楽しいことが今晩あるとなると、その時は行こうとするでしょう。
でも、今晩嫌なことがあるとなると、元気がなくなり、からだに不調が出てもおかしくありません。
その嫌なことにシフトしていくから不調になるのです。
彼女の場合は働かないと離婚することになるという身の迫ったところまで行きました。
調停まで進んでいきました。
離婚したくない彼女はどうしたらいいのかと悩んでいました。
ご主人は病気で自殺未遂をする妻に、未来の失望しか浮かばなかったのでしょう。
でも、彼女が就職して3日後には離婚調停を取り下げたのです。
私が働きなさいと言ってから半年後にやっと腰をあげて就職をしました。
もっと早くにやればよかったと話していました。
それからすぐに、30種類も飲んでいた精神病の薬の断薬に挑戦していきます。
これも薬はよくないと私が言ったからと話していました。
断薬してからもう2年です。薬は本当に飲まずに暮らしています。
スクールではポジティブに暮らす「認知行動学」にこだわったプログラムがあります。
彼女はこれが一番効き目があったと話しています。..
よく考えほしいです。働けないと言っている間に周りは変わります。
動けないとその時本人は時間が止まっていても、周りでは時間がどんどん動いていくのです。
心もどんどん変わります。
人のために動くという事を考えていないと、自分のつらさしか見えてきません。
つらいといっている自分にシフトしていて、周りの気持ちは無視をしてしまうのです。
被害者であり、一番弱いのは自分と思い込んでいるのです。
私はつらいと言ったもん勝ちと思っています。言える人は強い人です。
強さがマイナスに動くから、どんどんひどくなる。
弱い人は癒される時間に向かいます。動物だったり、植物だったり、石もそうですね。
心を癒し静かに回復する方法を見つけていきます。
静かに、そぉっと生きているように思います。
自分で癒す方法をみつけていくので、強い人と勘違いされているのかもしれませんが、
そっとそっと生きているからこういう方法になるのだと思います。
耐えているのではなくて、癒していく。それは自分流でしかないので、他人には理解してもらえないかもしれません。
一人でそぉっと生きていくような弱い人の方が正しく回復するように生きていくような気がします。


