夕方の匂い

朝にも匂いがあるが、夕方にも匂いがある。
太陽の匂いもお布団に残っている。

懐かしいというか、優しくなると言うか、その匂いに包まれていたいと思う。
夕方の匂いも昨日、夕焼けを見ながらこの匂いだったな～と幼い頃を思い出していた。

田舎にしかない匂いだと思っていたけど、昨日はあの頃の匂いがした。すると綺麗なピンク色の夕焼けだったからか、夕焼けを撮影している人もいた。

もしかして、その人も同じように匂いを感じていたのかもしれない。
その懐かしい匂いを吸ったからなのか、人生楽しく生きるには、他人を振り回すのではなくて、自分が臨機応変になることなんだという事を思い出して、運命に逆らえないけど、遠回りでも近回りでも結果は同じであっても、楽しい人生だったと言えるように自分かその都度変わるしかない。

人は悪いところは目について目くじら立てたがるが、そんな人でも、優しくしてくれた時があった、私の為にあれもこれも一緒に付き合ってくれた。と考えれば、目くじら立てるのではなくて、自分がその恩返しをしたほうがいいと思った方がいい。

大抵は、自分の思い通りに相手が動いてくれないから腹が立つのだから、他人は自分の思い通りに動くわけではなく、相手には相手の都合がある。期待するから腹が立つ、期待通りにならないんだと思えば諦めもつく。愚痴も怒りも相手のせいじゃない。
してくれないと怒るのではなくて、期待していた自分が悪いと考えを改めて、人を責めないようにした方がいい。本当に悪いエネルギーと繋がっていくから。

どれだけ自分に優しくしてくれたかを物差しするのではなくて、相手にどれだけ自分が合わせることが出来るだろうという物差しを持っていた方がいい。