未来のリーディング
というご質問です。未来は見ないという前提なのですが、
生徒さんですので・・・ちょっと例外だと思ってください。
リーディングでは決定的なものがよく見えませんでした。
海外側に色が明るくなるとか、走る馬にしがみついている姿が見えるのですが、
馬を乗り換える姿も見えます。
でも、飛行機に乗って別れる瞬間を見るわけでもなく、海外での職場の映像が
見えるわけでもありません。
過去の場合は結構こうやって具体的に見えることが多いのです。
ん・・・海外赴任へと乗り換えるのかな?申し訳ないのですが、
多分・・・いくかな?って感じでしたね。
現実的な答えはこんなことしか申し上げられませんでした。
勿論ご本人はその時点では行きたくないというお話しでした。
がっかりされていたのも分かっていました。
はっきり分かる未来のリーディングもあります。間違いないなと思うこともあります。
いまこの違いを考えていました。
でも、お話すべきことは見せてもらえるのだろうと思うようにしています。
今回のリーディングで感じたのは、まだ知らせてはいけない、心の準備をする期間
というのがあるような気がしてきます。
ご本人は最初は否定的に考えておられました。海外赴任はないだろう、行かないだろうと。
でも、その気持ちではいけない、行くかもしれないという気持ちへと切り替えなさい、
受け入れる心を持つことなんだというような気がしてきます。
今行きますよと決定的に言えば、諦め、嫌々の赴任でホームシックになったり、
ストレスで仕事ができなくなることも考えられます。
でも、精神的な準備をしていけば、いざ辞令が出ても、覚悟は決まっているでしょうし、
行っても大丈夫ないように会社にも、赴任先の生活内容や帰って来た人、今現在
赴任している人の話も聞いたりして、準備していくような気がしてきます。
逆に行かないでしょうと私が申し上げた場合、安心しきって、何も準備しなかったかもしれません。
不意打ちに赴任をお断りして、出世の道も絶たれてしまうことになったかもしれないのです。
まあ、これも運命なので、それもありえると思います。
精神的に強くなるというのはこう言う事で、不安に対して、不安でなくなるように
心を安定させていくものだと思います。
結論を知るだけでが目的なのではなくて、精神力をポジティブに持っていくことが
重要な気がします。
嫌だからと目を背けても、運命は現実にやってきますから、嫌な現実も直視して、
不安な毎日を過ごすのではなく、今出来ること、今という時間を無駄にしないこと
のような気がしてきます。


